2019年10月10日
今や本は電子媒体となり、場所をとる事もなく借りても返す手間がなくなり、コミックレンタル(漫画)よりはるかに人気の媒体となってきました。
タブレット端末やスマホが普及する中で、漫画などをユーザーがどのように利用すればお得なのか、どのような企業を選べば安心できるのか気になる点は数多くあります。
ここではどのくらいの費用が必要かを簡単に書いてみたので参考にしてください。
最大の魅力は返却しなくてよいのがメリットで料金もお手軽で、返却しないでいいということは延滞料金が発生しない事と言えます。
48時間利用してわずか
1冊100円で利用できることから爆発的な人気となってきた電子書籍のレンタル。返却がいらないということですから、送料分お金が浮くので何冊借りても気兼ねなく送料を気にしなくてすみます。
また飲み物を飲みながらや、お菓子を食べながらこぼしたりして汚れても、電子媒体は自分のものなので返却時にあせる事はありません。
コミック本体などは汚れたら、弁償などを気にしないといけないのが利用者にとって、大きなストレスになります。ここが解消されるだけでまさに利用者目線の楽しみ方と言えるのではないでしょうか。
なかなか少ないデメリットを挙げるならば、電子媒体はコミックと比べると冷たいので無機質感が強く、読んでる実感が少ないくらいです。
大手コミックレンタル会社の料金と送料の比較
電子書籍/コミック |
料金 |
送料 |
期間 |
延滞料金 |
Renta! |
100円~ |
なし |
48時間~無期限 |
0円 |
ゲオ宅配レンタル |
124円 |
無料 |
14日間 |
1日24円 |
TSUTAYA DISCAS |
90円 |
10冊未満600円
10冊以上で無料 |
20泊21日 |
1日50円 |
DMMコミック |
50円か85円 |
840円 |
25冊未満14泊/15日
25冊以上20泊/21日 |
1日25円 |
やはり電子書籍はポストや宅配便を利用しなくていいので、そこまで運ぶ労力を考えたらかなりの手間が押さえられますね。
また電子書籍のもう一つメリットがあるのは
延滞料金が発生しないことです。自動返却システムはまさにユーザー目線のありがたいシステムと言えるでしょう。
ちなみに非常に多くのまとめ読みするならDMMコミックが単価が安いため、まとめ借りを考えているならここが、一番安く借りられます。

上記料金表を見ると、17冊以上借りれば1冊100円未満で借りられるので、(旧作)ワンピースや進撃の巨人など長編物を読みたいならここが最安値と言えるでしょう。
30冊借りたら1冊あたり約78円とまさに業界最安値レベルですから「こち亀」、「はじめの一歩」レベルなどの長編物ならまさに
DMMコミックが一押しです。
そして、送料半額キャンペーン中を狙えば、料金はどこの企業よりも安く利用できます。
電子書籍レンタの特徴
誰でも読める無料漫画や会員になれば会員限定で読める
無料漫画などがあります。会員登録は無料なので、まずは会員になって
一気読みするのが賢い選択でしょう。
やはり電子書籍レンタルの最大のメリットは
送料0円延滞料金0円です。延滞料金は時間がくると自動で返却されるので、うっかり忘れが多い人には最高のシステムといえます。
送料は電子書籍なのでPDFをダウンロードするようなイメージと考えてよいでしょう。
料金システムは
1枚100円(税抜き)チケット購入タイプで、まとめ買いをするとかなりお得になります。
下記が料金イメージと支払い方法です。

パソコンやタブレットを持っている人が利用するなら、画面的には満足できますが、スマホで見る場合は、まずは無料で読めるコミックなどを利用して、使い勝手や読みやすさをチェックしてみましょう。
会員登録すれば
200作品以上が無料で読めるサービスがあります。
ジャンル
ほかにもあるのであくまで一例です。
少年漫画 | 少女漫画 | ボーイズラブ漫画 | ティーンズラブコミック |
青年漫画 | 映像化作品 | ロマンスコミック | ハーレクインコミックス |
4コマ漫画 | 萌えコミック | レディースコミック | ガールズラブコミック |
短編・バラ売り | 英語版漫画 | ルポ・エッセイ漫画 | ホラー・サスペンス漫画 |
海外漫画 | 名作漫画 | モーションコミック | フルカラーコミック |
動物コミック
| 料理・グルメ | ヤングレディース | サブカルチャー漫画 |
などとにかく種類が豊富なので、かなりおすすめできる貸本屋さんといえますね。
全巻セットで借りたらお得

既に連載が終わっているシリーズや継続中でも、まとめレンタルすればかなりお得な割引となります。
10%や20%割引などあるので、一気読みしたい人や費用を抑えたい人は、まとめて
Renta!でレンタルしましょう。
詳細記事
漫画や小説が読める電子コミックRenta(レンタ)の始め方と特徴
DMM.com

DMMは電子書籍は購入しかできないですが、コミックがレンタル可能です。
逆に言えば一度申し込んでおくと一つのIDで両方利用できますし、DVDやCDレンタル、スマホゲームまで利用できるので、かなり利便性が高い企業と言えます。
ネットで色々利用するのに一番面倒なのが、自分の個人情報を入力する申し込みです。名前や住所、電話番号など毎回入力するのが面倒だという人は、かなり世の中にはいると思います。
ですから、一つ申し込んでおけば後で
色々利用できるDMM.COMは非常に便利で使い勝手がよく、かつ幅広いサービスが受けられますから、押さえておきたいところで言えばNO1と言えるでしょう。
コミック料金は上記表を参考にして、電子書籍の購入価格は無料立ち読みが付いている以外は、一般的な本の値段とそれほど変わりません。
ここの電子書籍もダウンロード形式なので、いつでもどこでも閲覧可能です。無機質媒体で読むのが嫌で、やっぱり自分の手にして本を読みたい人は
DMMコミックレンタルを利用して、好きなときに何回でも読みたい人は電子書籍を利用しましょう。
コミックシーモアの特徴

コミックシーモアのレンタル制度は2泊3日で最大72時間レンタル可能というのが特徴的です。作品数は5万札以上と品ぞろえは豊富と言えます。
気になる料金は
100円~400円とレンタルにしては高めなのですが、気に入った作品は差額を払えば自分の物になるといった利点があります。
100円以下の商品もあることにはあるのですが、あまりメジャー作品はないので上記100~400円がレンタルするのに必要な一冊あたりの価格の目安となるでしょう。
レンタルで400円はちょっと高いですけどね。
しかも週刊少年ジャンプの集英社や少年マガジンの講談社などの誰もが知っている作品のレンタルが出来ないので、マンガ好きには物足りないと言えるのではないでしょうか。ただし購入は可能なので、このシステムが今後改善してほしいところと言えます。
なので上記料金比較から、
コミックシーモアは外しています。
結論を言うとここを利用するなら無料お試しや100円以下の作品を読みたい人、もしくはレンタルして気に入ったら購入しようか考えている人が利用するにはおすすめと言えます。
電子書籍を購入できるところ
やっぱりレンタルは自分のものにならないので購入する方がよいという人のための購入ショップ一覧です。まずは無料会員登録をして試し読みをしてみましょう。
ショッピング大手から電子書籍専門店まであり、悩むところですが
品揃え重視の人は数が多い大手を選びましょう。
買う書籍が決まっているならサービスで比較して購入を検討しましょう。
eBookJapan

激安電子書籍を探すなら92円からと、まさにレンタル料金並みの本も揃っている
eBookJapanでは、どんな本が面白いのか、人気なのかが一目でわかる、男性マンガ・女性漫画ランキングを掲載しているため失敗が少なく購入可能となっています。
それ以外ではレビューが書いてある事で、読んだ感想を参考にできます。まあネタバレになる可能性も否定できないので、レビューをしらみつぶしにチェックするのはおすすめしませんが。
今日の割引SALEでは、その日の安く購入できる電子書籍もチェック可能です。もちろん無料で読める漫画も揃っていますから。お試しで読んで気に入ったら借りてみましょう。
その他コミック以外のカテゴリー
などなど漫画意外の一般紙も揃っていますから、あれもこれも登録して読むのが面倒な人は一発で様々なジャンルが読める
eBookJapanを利用してみましょう。
そして安心の東証1部上場企業ですから、ネット利用が怖い人にはこういった信頼できる大手で利用していきましょう。
honto

hontoは電子書籍を購入するには、信頼できる大手と提携しています。例を挙げると
など。ゆえにネットでの電子書籍購入には抵抗がある人にも信頼感がある点ではおすすめといえます。
またhontoは電子書籍だけでなく紙の本も購入可能となっています。本のレンタルこそありませんが、この紙でも電子でも本を買えるという点がhontoの魅力でもあります。
ちなみに
紙の本の購入は3,000円以上で送料無料となっています。
そして読んだ本や、買おうかどうか気になっている本は本棚で管理ができます。また不要な本を買い取る宅配サービスも行っているため、買って読んだ本を売ることで、また新しい情報を手に入れることが可能な、本のリサイクルシステムが整っているネット書店といえるでしょう。
あと気になるサービスといえば、今やどの業界でもあるポイントサービスですが、
hontoで買うと100円で1ポイント、提携書店で購入すると200円で1ポイントとなっています。
1ポイント1円の還元率ですから、たくさん本を購入してポイントで買うという楽しみも出てきます。

レンタルか購入かの考え方
ちなみに考え方としては、例えばコミックが1冊400円~600円くらいで購入できます。
という事は、同じ巻を
4~6回以上読む人は購入がおすすめで、1~3回レベルまでなら
レンタルを選んだほうが賢い選択と言えるでしょう。
また、沢山の種類を読みたい人も同様に安く済ませるレンタルがおすすめです。手元に置きたいなら買う方を選択しましょう。
余裕があれば購入し、給料前ならレンタルするなど予算に応じた利用をしてみてはいかがでしょう。定額コースが一番無難な選択肢とも言えます。
意外にこの定額料金を選ぶ方が、断然賢かったりしますからとりあえずは、コミック一冊分の定額コースでチャレンジしてみましょう。スマホの故障した時に入る保険料と変わりませんから結構お値打ち価格と言えます。
DMMを利用したら電子書籍だけでなくDVDから動画、アニメやスマホゲーム、AKBまで幅広くカバーしているので、初めて利用するならここから始めてみましょう。
まとめ
- 延滞料金に苦い思い出がある人は電子書籍がおすすめ
- 手にとって読んでる実感が欲しい人はコミックがよいでしょう
- 自分の物にしたい人は、買うのが一番
- かさばって部屋が狭くなるのが嫌な人は、電子書籍かレンタルコミック
- やっぱり費用を安く済ませたいなら借りたほうがベストです。
やはり手元に残る購入がよいか、借りる方がよいか悩むところですね。中には両方利用できるところもあるので、中々解決しない人は両方を選択しましょう。
後は自分の時間と予算に応じた使い分けが、賢い選択方法をいえるでしょう。

GEOが電子貸本サービスを始めましたが、決済が現在店頭での支払いとなっているため、ここでは掲載していません。1冊60円からとコスト的には魅力的ですが100円の漫画のほうが多く、まだ借りれる冊数が少ないので今後の進歩に期待しましょう。