自動販売機を借りて副業にする際のポイントとメーカー選別の基準
自動販売機を借りて儲けることは可能か
稼ぐためには毎月かかるランニングコストから販売手数料の合い見積もりなどが必要です。ポイントをしっかり押さえて交渉していきましょう。お任せでは向こうの言いなりになるだけです。
ランニングコストの目安
基本的に機械使用料はレンタルになるので、無料となります。なので必要な諸経費は電気代ということになります。夏より冬の方が電気代は高いのは知っておきましょう。 機械自体も年々進化しているので、昔から設置している人は新しい機械に変更したほうが電気代も抑えれるので、もう一度比較をしてみるのも一つの方法です。 家庭でも古いエアコンや冷蔵庫などは買い替えた方が電気代がぐんと減ったという事例も数多くあります。 電気代は月に3,000円くらいは見ておきましょう。もちろん機械の大きさに左右されるのであくまで目安です。大きい機械のほうが当然電気代は高くなります。気になる収入の目安
それでは設置したらどれだけ儲かるのか。 実際に私が設置している自動販売機での目安ですが十分参考になると思うので、今後の設置への目安にしましょう。 メーカーは伏せますが、価格帯で売れ筋が全然違っているのでこの価格帯も重視してください。 春から秋くらいが下記目安で、冬場はこの6~7割の売れ行きに落ちます。ちなみにこの場所には2台置いているので、もう一台は下記の半分くらいの手数料で行き来しています。販売価格 | 月間本数 | 1本あたりの手数料 | 合計手数料 本数×手数料 |
---|---|---|---|
110円 | 28 | 21円 | 588円 |
120円 | 265 | 29円 | 7,685円 |
130円 | 16 | 31円 | 496円 |
140円 | 13 | 34円 | 496円 |
150円 | 36 | 36円 | 1,296円 |
160円 | 15 | 38円 | 570円 |
合計 | 373本 | 11,077円 |
全品一律手数料にした場合
なかなかこの交渉には応じてくれませんが、下記のように本数が2,000本までいくようなら全品100円交渉も不可能ではありませんが、応じてくれることも少ないのは認識しておいてください。 一律5%契約の自動販売機で全品100円にした場合、月間2,000本平均で約10,000円の利益が出ています。 これはオフィスで設置していて、従業員のための契約なので利益度外視で全品100円にしています。それでも本数が多いので、電気代を差し引いてもそれなりに利益が出ています。 増税前は8%あったのですが、増税後5%まで下げられてしまいました。他のメーカーに交渉したのですが、いずれも不可だったのでこのままにしています。メーカーをきちんと選ぶ

自動販売機設置の際に気を付けることのまとめ
- 新規の場合は1年実績を積むこと。コカコーラかサントリーで始めるのが望ましい。
- 売れる夏場などは、放置せず週一度など売り切れ状態をチェックしメーカーと掛け合う事。
- 品ぞろえを増やした方が売り上げが上がるので複数設置を考えること但し実績が出てから。
- 古い自動販売機を設置しているなら、販売手数料の見直しをかねて見積もりを複数とる事。その際は必ず、最新の機械を設置するよう約束すること。