インパクト大のキャラクターもーれつア太郎のレンタル料金と見どころと感想まで
赤塚不二夫先生の大ヒット作となったもーれつア太郎は週刊少年サンデーで連載されていた作品で、アニメ化までされたコメディ漫画です。
その風貌は天才バカボンの父親と丸かぶりですが、昭和の時代のファッションとしてはまさに一般的だったのではないでしょうか。
ここではそのもーれつア太郎の見どころなどを紹介していきます。
コミック料金比較
さすがに古い作品なので、残念ながらDVDレンタルはできません。コミックでその面白さを味わってみてください。
ちなみにDVDでどうしてももーれつア太郎を見てみたい人はDVDBOXなら購入可能です。
全巻借りる際の金額と購入におすすめストア
コミックは全部で11巻となっています。ネットで借りる際にはどれくらいお金が必要なのでしょうか。11冊まとめ借りした際の金額を掲載してみました。
- DMMコミック 11冊×50円+送料840円=1,390円
TSUTAYA DISCAS 11×90円=990円
Renta! 11×100円=1,100円
- ゲオ
11×124円=1、364円
全巻レンタルした場合は、ツタヤディスカスが最もお値打ち価格で利用できますが、10冊を切ると送料がかかるのでその点だけは注意が必要です。
ちなみに購入するならオススメなのは、eBookJapanが人気もあるのでいいと思います。
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簡単な説明
この漫画の舞台は東京の下町である。主人公の名前はア太郎という。母はすでに死んでおり、父親の×五郎(ばつごろう)と親子ふたりぐらしである。
家は八百屋をいとなんでいるが、父親の×五郎はうらないにはまりこんでおり、店はア太郎がひとりではたらいている状態だった。
×五郎はなんとか仕事をする気になったかと思われたのだが、木から落ちて亡くなってしまう。そんなある日、ア太郎はデコッ八(でこっぱち)という少年と出会う。
デコッ八はア太郎の男気にほれこみ子分として八百屋の手伝いをすることになった。
ところで、×五郎は死んだ後、神様の調べでまだ死ぬ予定でないことが判明したのだった。
すでに体は無くなっているので、幽霊となってかえってきてしまったのである。ただし、その姿はア太郎にしか見えないのだった。話は、ア太郎とデコッ八、幽霊になった×五郎を中心に周囲のキャラクターたちとの日常生活がギャグ漫画としてえがかれている。
見どころ
この漫画は、作者の赤塚不二夫による別の雑誌に連載されていた『天才バカボン』の人気に対抗するこころみとしてかかれた作品である。
『もーれつア太郎』というタイトルもその意気込みをあらわしたものなのだ。大きな見どころは、なんといってもこの作品を作者の3大ヒット作のひとつにしてしまった力技が発揮されている部分である。
たとえば、回がすすんでいくうちに、デコッ八やニャロメ、ココロのボスといった主人公のかわりに話の中心になってしまうキャラクターを登場させていることだ。
その試行錯誤のために作品は実験的なものになったにちがいないが、結果として読者の人気を集めたのは作者の底力だといえる。したがって、途中から活躍しはじめるキャラクターのひとつひとつが作者の渾身の力をふりしぼった結果の産物なのだ。
本作品は連載される前からアニメ化の要請が先行していたのだが、プレッシャーの中できちんと仕事をやりとげられるのは並みの力量ではない。そういった事情を想像しながら読むと、またちがった印象をもって読めるだけの力作である。
感想
この漫画を読むと、それまでの作者の作品とはあきらかに異なる雰囲気が伝わってくる。
読者を笑わせることだけに専念してかかれている作品からは感じられないものが、この作品からは感じられるのだ。時代劇や人情話が好きなのだろうと推測しながら読むのも楽しい。
それにしてニャロメが強烈である。トト子ちゃんに片思いする場面などは独り舞台になることもしばしばだ。トト子ちゃんというのがまた興味深いキャラであり、作者の女性観もうかがえる。
ギャグ漫画としての価値は保証できる名作であるが、とくに赤塚不二夫の底力を知りたい方におすすめしたい。
まとめ
以上がインパクト大のキャラクターもーれつア太郎のレンタル料金と見どころと感想まででした。赤塚不二夫先生のその他の作品は
- おそ松くん
- ひみつのアッコちゃん
- 天才バカボン
など。いずれも大ヒットした人気作品ばかりです。その中でも驚きなのがひみつのアッコちゃんで、その他ギャグ漫画多い赤塚先生の作品の中では一つだけ異彩を放っていると言えるでしょう。
どちらにしても、もーれつア太郎を読んだ後は上記作品も堪能してみてください。